良いビショップと悪いビショップの違いは?初心者向けに戦略をやさしく解説【チェス】

ポジキャン(犬のキャラクター)が解説するイラスト ・戦略     
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良いビショップとは、自分のポーンに斜めをふさがれず開けているビショップ、悪いビショップとは、自分のポーンと同じ色のマスにポーンが固まっていて動きをふさがれているビショップです。 同じビショップでも、周りのポーンの置き方ひとつで「攻守に大活躍する駒」にも「盤の上にいるだけの置物」にもなります。この違いが分かると、序盤のポーンの動かし方が一段うまくなります。

この記事でわかること

  • 良いビショップと悪いビショップの違い(結論と一覧表)
  • なぜ「同じ色のマス」に自分のポーンがあると悪くなるのか
  • 良いビショップはどんな形か(盤面図つき)
  • 悪いビショップを直す3つの方法

良いビショップと悪いビショップの違いとは?

違いは「自分のポーンがビショップと同じ色のマスにあるかどうか」で決まります。 ビショップと同じ色のマスに自分のポーンが多く固まっていると、ポーンが壁になって斜めをふさぐため、動けない「悪いビショップ」になります。逆に、自分のポーンが違う色のマスに寄っていて斜めが開けていれば「良いビショップ」です。

項目良いビショップ悪いビショップ
自分のポーンの位置ビショップと違う色のマスに多いビショップと同じ色のマスに固まる
斜めのライン開けていてよく通る自分のポーンにふさがれる
盤の上での働き攻守に活躍するいても働けない“置物”
体感の価値ナイト以上に感じることもポーン+α程度に感じることも

ポイントは、ビショップそのものの強さの話ではないこと。同じ駒でも、味方のポーンの置き方次第で良くも悪くもなります。

うぃにゃー
え、ビショップって強い駒じゃなかったにゃ…?
ポジキャン
いい質問!本来はとても優秀な駒だよ。でも斜めにしか進めないから、味方のポーンに斜めをふさがれると何もできなくなる。犯人は相手じゃなくて“自分のポーン”ってところがポイント!

なぜ「同じ色のマス」が悪いビショップを作るのか

図:悪いビショップ(自分のポーンと同じ色)
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7
6
5
4
3
2
1a
b
c
d
e
f
g
h

ビショップ(c1)は黒マスを進みますが、自分のポーンが黒マスに多いと道がふさがれて働けません。

ビショップは斜めにしか動けず、通れるマスの色が1色に固定されているからです。 白マスビショップは一生白マスしか通れず、黒マスビショップは黒マスしか通れません。だからその色のマスに自分のポーンが並ぶと、ポーンが壁になって斜めの道をふさいでしまいます。

上の図を見てください。白のビショップは c1 にいて黒マスを進みます。ところが白のポーンが b2c3d4e3f2同じ黒マスに並んでいます。

このビショップは、進みたい黒マスの道をことごとく自分のポーンにふさがれています。盤の反対側までは届かず、戦力として数えづらい状態です。

うぃにゃー
ほんとにゃ…自分のポーンで前がふさがってるにゃ。
ポジキャン
これぞ“悪いビショップ”の典型!しかも黒マスのポーンは動かしにくいことが多いから、なかなか救い出せない。だから序盤から「自分のビショップの色を意識してポーンを置く」のが大事なんだ。
💡 ポジキャンの豆知識:チェスの古い格言に「ポーンは自分のビショップと反対の色のマスに置け」というものがあります。ビショップの通り道をポーン自身でふさがないための、昔から伝わる知恵です。

良いビショップはどんな形?

図:良いビショップ(ポーンと違う色)
8
7
6
5
4
3
2
1a
b
c
d
e
f
g
h

ビショップ(f1)は白マスを進みます。自分のポーンが黒マス中心なので道が開けていてよく働きます。

良いビショップとは、自分のポーンが違う色のマスに寄っていて、斜めのラインが最後まで開けているビショップです。 ポーンの壁がないので、盤の端から端まで利きが伸び、攻めにも守りにも顔を出せます。

上の図では、ポーンの配置は同じままビショップが f1白マス)に立っています。自分のポーンは黒マスに並んでいるので、白マスの道は最後まで開いたまま。

ポーンに邪魔されないので、長い斜めのラインを自由に使えます。同じポーン配置でも、ポーンと同じ色のビショップは悪く、違う色のビショップは良い——ポーンの色ひとつで正反対になるのが面白いところです。

うぃにゃー
同じポーンなのに、ビショップの色で良し悪しが逆になるにゃ!?
ポジキャン
そう、そこが戦略のキモ!「自分のポーンは白マスに多い→ポーンと同じ色のビショップは悪い、違う色のビショップは良い」。この対応を覚えておくと、どっちのビショップを残すか交換するかの判断がグッと楽になるよ。

悪いビショップを改善する3つの方法

悪いビショップは、放置せず①ポーンを別の色のマスへ動かす②ビショップをポーンの鎖の外側へ出す③相手の駒と交換する、のどれかで改善できます。 動けない駒を1枚抱えたままだと、実質1枚少ない状態で戦うことになるからです。

  1. 邪魔なポーンを別の色のマスへ動かす … 斜めをふさいでいるポーンを進めたり取り合ったりして、ビショップの通り道を開ける。
  2. ビショップをポーンの鎖の外へ出す … ポーンが動かせないときは、ビショップ自身を鎖の外側(例:フィアンケットや盤の端)へ回して活躍させる。
  3. 思い切って交換する … 一番手っ取り早い方法。使えない駒は、相手の働いている駒と交換してしまえば損失がチャラになる。

初心者には③の交換が一番おすすめです。「この駒どうしても働かないな」と感じたら、無理に活かそうとせず交換を狙うだけで盤面がスッと楽になります。

うぃにゃー
わたし、使えない駒でもなんとか活かそうと粘っちゃいそうにゃ…。
ポジキャン
その気持ち、すごく分かる!でも「悪いビショップは交換」で大丈夫、できる!無理に活かすより、スパッと交換したほうが楽になる場面のほうが多いんだ。

まとめ

  • 違いは「自分のポーンがビショップと同じ色のマスにあるかどうか」で決まります。
  • ビショップは斜めにしか動けず、通れるマスの色が1色に固定されているからです。
  • 良いビショップとは、自分のポーンが違う色のマスに寄っていて、斜めのラインが最後まで開けているビショップです。
  • 悪いビショップは、放置せず①ポーンを別の色のマスへ動かす②ビショップをポーンの鎖の外側へ出す③相手の駒と交換する、のどれかで改善できます。

迷ったら、この記事の図をもう一度見て、同じ形を実戦で1回だけ狙ってみてください。1回できれば、次から自然に見えてきます。

よくある質問(FAQ)

良いビショップと悪いビショップの違いは何?
自分のポーンがビショップと違う色のマスに多く斜めが開けているのが良いビショップ、同じ色のマスにポーンが固まって動けないのが悪いビショップです。駒の性能ではなく、周りのポーンの位置で決まります。
なぜ同じ色のマスにポーンがあると悪くなるの?
ビショップは斜めにしか動けず、通れるマスの色が1色に固定されているからです。その色に自分のポーンが並ぶと、ポーンが壁になって斜めをふさぎ、前に出られなくなります。
悪いビショップはどうやって直せばいい?
①邪魔なポーンを別の色のマスへ動かす②ビショップをポーンの鎖の外へ出す③相手の駒と交換する、の3つが基本です。初心者は③の交換が一番実行しやすくおすすめです。

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次の一歩

まずは「自分のポーンは、残したいビショップと反対の色のマスへ」。そして「働かないビショップは交換」。この2つを意識するだけで、あなたのビショップは見違えるように働き始めます。次の対局でぜひ試してみてください。

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